
2007.3.17
お金で買えるものの価値よりも
お金で買えないもの価値の方が貴いのは当たり前と思っていた
しかし、世の中は便利なものを最優先にするあまり
お金で買えなかったものを時に切り捨ててきた
その結果 『便利だけど味がない』
『きれいだけどすぐ飽きる』
そんなものが溢れて 賞味期限つきのものを作っては
また壊し 新しいものを作ることで 経済の流転を繰り返す
成熟した国に 新しい便利なものの価値よりも
時間をかけてでしか得ることのできないもの価値は忘れられるのだろうか
お金では買えないもの価値を忘れる人々
お金では買えないものに価値を感じる人々
両者の共存の美よりも 両極に分裂してしまったことの方が多い気がする
空を見上げ 星を生き物のように想像していた人たち
今やお金を出せば 宇宙旅行ができる時代になった
テレビ電話が映画の中だけのものだったと思っていた時代から
当たり前のように使われる時代になった
だからといって想像力が欠落した金銭至上主義が美徳とされる風潮を
だれがとめることができよう
レコード盤がCDになり再利用できなくなり、初めからそんなことはわかっていたはずなのに産業廃棄物を作り続け
あげくパッケージをなくし 首をしめる
聞いている音はといえば 音質のこだわりなど誰も気にしなくなる
スピーカーだって音が出ればなんでもいい CDプレーヤーはすぐ壊れるようにできているのか5年ももたない
ガソリンが電気に代わり
古い車は法律で規制され走れなくなり
デザインや込められた魂をも消し去る
手間のかかるものに大切な何かがあると信じてた
目には見えないもの中にもお金では買えない価値があり
そこにこそ人類の夢があると信じてきた
大金を持つことが夢の実現ではなかったはずである
そして人間関係までもお金に代えられるようになったとしたら.....
人間関係は稀薄で他人には無関心な癖に 高価な洋服を纏うかのように 犬を可愛がる者を見る度に
「天」が崩れかけ「犬」という字になり Godがひっくり返りにDogに支配される世の末を感じるのは小生だけだろうか
BANANA ICE for 下町兄弟